政府に恨みを持つという
ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)が
敵役であるが、彼の人気がこの作品を盛り上げているという。

『つぐない』や『ブーリン家の姉妹』『裏切りのサーカス』等に
出演していて、気持ち悪い顔だなと思っていたのだが、
日本でもそれなりに人気があるのだという。

人の好みってわからんもんだ。

ただ、その宇宙人のような顔が、
今回の役にはピタリと当てはまっています。
そのジョン・ハリソンだが、
途中で正体を明かすシーンがあります。
「私の本名はカーンだ」と。


そのとき、画面は彼の口を大写しにしていた。
つまり、それだけ重要なシーンなんだよ
ということなのだが、こちらにはさっぱりわからない。


で、観終わって調べてみたら、劇場版の第2作目に
「カーンの逆襲」という映画があるではないか。


つまり、そこのカーン・ノニエン・シンが
ここで蘇ったという訳なのだね。
シリーズマニアにとっては、嬉しい限りだろう。


しかし、そんな30年も前の映画を持ち出されてもこちらは困る。
かつて遺伝子操作で優良人種として作られた彼が、
逆恨みではあるが現政権に敵愾心を持っていることはわかった。


この彼と最終的にアクションを繰り広げるのがスポックというのは新鮮だった。

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